2010年12月18日土曜日

7・8期合同グループワーク

今年は冬合宿が無くなり・・・今日は大学に教室を取って一日中みんなでグループワークの会!
みんなでピザを食べつつわいわいやりました。

とは言え、内容はハードです。私達はこの二日間で、卒論アウトラインの完成を目標にして取り組みました。先日のフィールドワーク以来、「顧客の社会化」という視点は定まったものの…社会化とはそもそも社会心理学などに多く見られる理論である為、いかにして経営学として説明するかで、ここ数日は毎日頭を悩ませていたのですが。。
ここへきて、またも私達の救世主・院生の真木さん降臨\(^O^)
真木さんに相談にのっていただいているうちに、久保田先生の顧客コミュニティの論文と組み合わせていい案が生まれました!私たちの調査開始初期に読んでいた論文にある顧客コミュニティのメンバーの三分類が使えることを発見したので、今後はそれをもとに話を進めていけそうです。これでだいぶ、私達の卒論が論文としての形になりそうな希望の光がみえてきましたよー!

また、OBの皆さん(6期の大木さん・太田さん・馬上さん)が応援にかけつけてくれました♪一日中部屋にこもってアウトラインの原本を見ながら少々グロッキー気味になっていましたが、先輩方の社会人になっていきいきしている姿を見て、やる気が出ました。ありがたいです。

あとはみんなできょんちゃん(タリーズについての研究してます!)のアウトラインを考えるお手伝いをしたり、夜ごはんにママキムチに行ったり…と久々に「7期」として集まった感じがしてうれしくなりました。朝の9時集合で夜までやっていたので、結局12時間ほどぶっ通しゼミでしたが、やっぱり井上ゼミらしくて楽しい^^!こんなことが出来るのも、もうあと少しなんだなあ、となんだかしみじみしてしまいました。

2010年12月6日月曜日

調布&みなとみらいフィールドワーク

前回のフィールドワークを受けて・・・ついに、ついに調査の視点が定まってきました!!!
その視点とは・・・「顧客の社会化」です!
これまで様々なチャプターを見て来てわかったのは、チャプターにはそれぞれにカラーがあること。
特に、歴史が長く、活動が盛んなチャプターであればあるほど、服装や話の内容が似通ってきている傾向にあると考えています。つまり、お客様はチャプターの中で社会化されてそのチャプターの色に染まっていくことで、ハーレー乗りらしく成長しているのではないか、ということです。

この「社会化」ですが、もちろん突然ぽっと出てきたわけではありません。
昨年、別のメンバーでハーレーダビットソンの研究をしていました。その時にも一度、顧客の社会化というものがあるのではないか、という仮説があったのですが、十分に根拠があったわけでもなく、単なる思いつきにすぎなかったためお蔵入り。調査自体も打ち切りとなっていたのです。

しかし、今回調査を重ねる事で私達は確信しました。「顧客の社会化はきっとある!」今度は思いつきではなく、そう思えるだけの情報が沢山ありました。これも何度も販売店やイベントに足を運び、色々なお話を聞いたからこその結果です。
遥か昔に描いた仮説を元に、私達の調査に再びエンジンがかかってきました!!

今回の土日は、この顧客社会化現象を検証するために、調布とみなとみらいにある二つのお店にお邪魔しました!二つとも三年生の秋調査の時にもインタビューを受けて頂いており、チャプターがとっても盛りあがっているお店です。年末で忙しい時期なのに、どちらも快くフィールドワークを承諾してくださって、もー有り難い限りです!

まず調布店では、社長と店長と、たまたま来ていた常連のお客様にお話しを伺いました。
このお店の場合、「チャプターの人は10年で3台乗る」とか、「初めにチャプターに来る人はハーレーグッズが無いから、浮く。」そして入ってイベント参加を重ねるうちに、ウェア、パーツ、新しいモデルへ・・・と、チャプターメンバーのハーレーにのめり込んでいく様子を教えてもらうことが出来ました!
また、それを支える販売店の取り組み(入会審査等)も教えていただき、論文にする上でかなりヒントになりそうです。

そしてみなとみらいでは…なんと、チャプターのクリスマスパーティに参加させていただきました!
しかも!!!
ハーレー歴20年で「長老」と呼ばれている方に、ハーレーに乗せてもらってきました!!!
長老のハーレーは、一番大きなツーリングタイプのモデルでしかもサイドカー付き!
長老の運転のもと、後ろに光男、サイドカーにみなみ、ジョニーはパーティーに専念という形で、お店から山下公園前を通ってぐるっと“パレード”してきました!(チャプターの皆さんは山下公園前を走ることをパレードというらしい)

もうあの時の興奮と言ったら!!!表現出来ない感動がありました!!!!!
いやー、ハーレーを研究してきてよかったです。
ハーレー乗りが何故ハーレーに夢中になるのか…すこしだけ、理解出来た気がしています。

「乗ればわかるよ」

ハーレー研究を始めて以来、ことあるごとにハーレー乗りの方々に言われるたびにもどかしさを感じてきたこの言葉が、やっと、わかった気がします。

エンジンを入れた瞬間、心地よい鼓動・音を感じて、ハーレーと一体になった気持ちになる。
すれ違うみんなが自分を見ているのではないかと思うほど、人や車、バイクの視線が集まる。
緊張や興奮、そしてどこからか優越感さえもこみあげて、日常からまったく離れた世界に来た気分になりました!

たった10分乗っただけでこんな感情になるのだから、あれが自分のハーレーだったら、しかもハーレーだらけの集団でパレードしたら・・・一体どれだけ気持ちいいのでしょう!!!
帰り道は三人でひたすら「あー、ハーレー欲しい!!!」と連呼していました()

この興奮をこの温度のまま、論文に表現出来るといいなあ・・・