2011年5月19日木曜日
2011年2月6日日曜日
卒論発表会
私たち7期最後の舞台、卒論発表会を無事に終えることができました!
と言っても、発表会直前にOBの方々を大勢お呼びすることになり発表形式を急遽変更したり、それによって当日も準備不足が露呈して、途中で会が中断しかかるなど、最後までばたばたした展開となってしまい…7期らしいと言えば7期らしいですが、卒論発表会委員会に属していた私たち三人としては、少し悔しい結果となってしまいました。
ただ班の発表としては、成功だったと思います!
卒論の発表自体も光男がしっかりプレゼンして質疑応答も盛り上がったし、後半の映像「井上ゼミの社会化分析」は、本当にみんなに楽しんでもらえたと思います!
この映像コンテンツ作成にあたっては、7期はもちろんのこと、5期や6期の先輩がたにもわざわざ休日に学校に来て頂いて撮影しました。今日の発表会や飲み会もそうですが、卒業してからもたくさんのOB ・OGが私たちの成長を楽しみにゼミに遊びに来て下さるというのは、とってもうれしいことだし、本当に恵まれた環境にいるなと思います。
今日で、井上ゼミでの活動はほとんど終わりです。
あとはウェブの更新など、下の代への引き継ぎの作業を少しだけ残すのみとなりました。
今日の卒論発表会が、私たちハーレー班の活動としては本当に締めくくりとなったわけですが、正直なところまだ実感がわきません。約8ヵ月間一緒に過ごしてきたメンバーなので、お互いの良いところも悪いところもわかりきった三人ですが、良い班だったなと思います。
チーム結成前に「グループワーク以外の時間も楽しく過ごせるメンバーとやりたい」と思っていた私の希望通り、いつも笑いの絶えない楽しいメンバーでした!しかし楽しいばかりでなく、「ウェブに残せる論文にする」という、いつからか芽生えた目標も達成出来たことは、今後社会に出てからの糧にもなるのではないかと思います。
さて、このブログの更新も今日で最後になります。
私たちは今年の卒論チームの中でも、特に井上ゼミらしく「フィールドワーク」に力を入れた班でした。
フィールドワーク調査の楽しさ、そして難しさを、少しでも感じていただけたのなら、ブログ担当の私としては本望です。長い間お付き合いいただき、どうもありがとうございました!
2011年1月21日金曜日
卒論ほぼ完成
鈴木先生の理論を論文に反映させて、私たちの卒論がほぼ完成しました\(^O^)/
いち早く光男が鈴木先生の著書を読み理解して解説してくれました。
また、今回提出した私達の論文で特徴的なのは、ケースを物語にしたところです。
これまでヒアリングで聞いたハーレー乗りの声を総動員して、一人のハーレーライダー(渡利光司←三人の名前を組み合わせてみました)のハーレー熱狂物語として社会化の様子を描き出してみました。ハーレーマニアになっていく様子は言葉にしてもどうも冷たくつまらなくなってしまうので、私たちなりにそれを克服する方法としてはベストだと考えています。
このあとまだ論文の引用方法などについての手直し部分はありますが、内容はほぼ変える部分は無いので、ひと段落といったところです。7期同士のピアレビューによってみんな細かい部分もチェックしてくれるので、あとはそのみんなの先生や院生、同期のコメントを待ちたいと思います。
しかしここでまだまだ終わりじゃないところが井上ゼミであり…。
ついに二週間後に控えた卒論発表会に向けて、私たちハーレー班は映像を作ることになりました。
もうずいぶん前からなんとなく考えていたことだし、何より卒論発表会を例年より楽しく7期らしいものにして終わりたいという想いで、決意しました!
お題はまだ当日までの秘密ですが…私たちの論文と井上ゼミでの生活を組み合わせたテーマで作っていく予定ですよ~!!!映像編集職人ジョニーの腕が鳴りまくっています!乞うご期待!!!
私たちハーレー班は、光男が理論、ジョニーがクリエイター、私がお話し作り、となんとなーくですが役割分担出来ているところがいいのかなって思っています。この班で活動するのも、本当に本当にもう残りわずかです!
2011年1月18日火曜日
最終中間発表
卒論の分析パートの中で、社会化を理論的に説明する肝心の鍵概念だけがなかなか見つからずに、再度過去の文献などを読みなおしていました。しかし、今日の本ゼミにおける井上先生と真木さんとの相談会で、ついに私達の論文の完成形が見えました!先生が突如、鈴木竜太さんのコミットメントの理論を使うといいという助言をくださったのです!先生はずっと私たちの論文についても考えてくださっていたんだなあとうれしくなると同時に、これでようやく私達の卒論も完成まであと一歩というところまで来たと言えます!
それにしても、私達の論文に「コミットメント」という言葉を使うことになるとは、個人的には意外であり、なんだかうれしくなりました。というのも、「コミットメント」という言葉は井上ゼミに入る面接の頃からずっと使われてきた、私たち井上ゼミ生にとってはもう挨拶並に日常会話頻出語句だからです。
そんな身近な言葉を自力で思いつかなかった悔しさも少しだけありますが、この慣れ親しんだ言葉を論文の鍵概念として使うことが出来たら、私たちの「井上ゼミでの二年半」に対する良い締めくくりになるのではないかと思います!
2011年1月10日月曜日
卒論仮提出
みんなバイトや内定先の集まり等で予定の合いにくいハーレー班ですが、比較的予定の少ない年末年始はここぞとばかりにクリスマスもグループワーク、新年もあけてすぐグループワーク尽くしの日々がたたったのか光男が高熱を出してしまいましたが…なんとか昨日、卒論仮提出までこぎつけました。
しかし井上先生から早速メールでコメントをいただき…
「残念ながら、これはマーケティングの研究です。
ビジネスシステムと競争戦略のゼミなので、リライトですね。受け取れません。
(途中省略)
マーケティングではなく、あくまでマネジメントです。
でなければ、ビジネスシステムを学んだとは言えません。この2年半はゼロになります。」
でなければ、ビジネスシステムを学んだとは言えません。この2年半はゼロになります。」
このメールを見て、「受け取れません」と「二年半はゼロ」という言葉をただただ私の頭の中を駆け巡り、数分間何も手に付かなくなりました・・・(バイト中)。
顧客の社会化を促す販売店の取り組みが、「システム」として見えないのが問題であり、そこを分析パートを改良すればよくなるという先生の助言を励みに、また根は負けず嫌いな三人なので(たぶん)、意気消沈することは無く、逆に燃えてきました。フィールドワークから仮説を立てて検証していく作業は難しいだろうと思っていましたが、言いたい内容がだいたい決まってからも、それを論文という形にすることがここまで大変だとは思っていませんでした。しかし絶対に受け取ってもらおうと、ラストスパートへの決意を新たにしたところです。
2010年12月18日土曜日
7・8期合同グループワーク
今年は冬合宿が無くなり・・・今日は大学に教室を取って一日中みんなでグループワークの会!
みんなでピザを食べつつわいわいやりました。
とは言え、内容はハードです。私達はこの二日間で、卒論アウトラインの完成を目標にして取り組みました。先日のフィールドワーク以来、「顧客の社会化」という視点は定まったものの…社会化とはそもそも社会心理学などに多く見られる理論である為、いかにして経営学として説明するかで、ここ数日は毎日頭を悩ませていたのですが。。
ここへきて、またも私達の救世主・院生の真木さん降臨\(^O^)/
真木さんに相談にのっていただいているうちに、久保田先生の顧客コミュニティの論文と組み合わせていい案が生まれました!私たちの調査開始初期に読んでいた論文にある顧客コミュニティのメンバーの三分類が使えることを発見したので、今後はそれをもとに話を進めていけそうです。これでだいぶ、私達の卒論が論文としての形になりそうな希望の光がみえてきましたよー!
また、OBの皆さん(6期の大木さん・太田さん・馬上さん)が応援にかけつけてくれました♪一日中部屋にこもってアウトラインの原本を見ながら少々グロッキー気味になっていましたが、先輩方の社会人になっていきいきしている姿を見て、やる気が出ました。ありがたいです。
あとはみんなできょんちゃん(タリーズについての研究してます!)のアウトラインを考えるお手伝いをしたり、夜ごはんにママキムチに行ったり…と久々に「7期」として集まった感じがしてうれしくなりました。朝の9時集合で夜までやっていたので、結局12時間ほどぶっ通しゼミでしたが、やっぱり井上ゼミらしくて楽しい^^!こんなことが出来るのも、もうあと少しなんだなあ、となんだかしみじみしてしまいました。
2010年12月6日月曜日
調布&みなとみらいフィールドワーク
前回のフィールドワークを受けて・・・ついに、ついに調査の視点が定まってきました!!!
その視点とは・・・「顧客の社会化」です!
これまで様々なチャプターを見て来てわかったのは、チャプターにはそれぞれにカラーがあること。
特に、歴史が長く、活動が盛んなチャプターであればあるほど、服装や話の内容が似通ってきている傾向にあると考えています。つまり、お客様はチャプターの中で社会化されてそのチャプターの色に染まっていくことで、ハーレー乗りらしく成長しているのではないか、ということです。
この「社会化」ですが、もちろん突然ぽっと出てきたわけではありません。
昨年、別のメンバーでハーレーダビットソンの研究をしていました。その時にも一度、顧客の社会化というものがあるのではないか、という仮説があったのですが、十分に根拠があったわけでもなく、単なる思いつきにすぎなかったためお蔵入り。調査自体も打ち切りとなっていたのです。
しかし、今回調査を重ねる事で私達は確信しました。「顧客の社会化はきっとある!」今度は思いつきではなく、そう思えるだけの情報が沢山ありました。これも何度も販売店やイベントに足を運び、色々なお話を聞いたからこその結果です。
遥か昔に描いた仮説を元に、私達の調査に再びエンジンがかかってきました!!
今回の土日は、この顧客社会化現象を検証するために、調布とみなとみらいにある二つのお店にお邪魔しました!二つとも三年生の秋調査の時にもインタビューを受けて頂いており、チャプターがとっても盛りあがっているお店です。年末で忙しい時期なのに、どちらも快くフィールドワークを承諾してくださって、もー有り難い限りです!
まず調布店では、社長と店長と、たまたま来ていた常連のお客様にお話しを伺いました。
このお店の場合、「チャプターの人は10年で3台乗る」とか、「初めにチャプターに来る人はハーレーグッズが無いから、浮く。」そして入ってイベント参加を重ねるうちに、ウェア、パーツ、新しいモデルへ・・・と、チャプターメンバーのハーレーにのめり込んでいく様子を教えてもらうことが出来ました!
また、それを支える販売店の取り組み(入会審査等)も教えていただき、論文にする上でかなりヒントになりそうです。
そしてみなとみらいでは…なんと、チャプターのクリスマスパーティに参加させていただきました!
しかも!!!
ハーレー歴20年で「長老」と呼ばれている方に、ハーレーに乗せてもらってきました!!!
長老のハーレーは、一番大きなツーリングタイプのモデルでしかもサイドカー付き!
長老の運転のもと、後ろに光男、サイドカーにみなみ、ジョニーはパーティーに専念という形で、お店から山下公園前を通ってぐるっと“パレード”してきました!(チャプターの皆さんは山下公園前を走ることをパレードというらしい)
もうあの時の興奮と言ったら!!!表現出来ない感動がありました!!!!!
いやー、ハーレーを研究してきてよかったです。
ハーレー乗りが何故ハーレーに夢中になるのか…すこしだけ、理解出来た気がしています。
「乗ればわかるよ」
ハーレー研究を始めて以来、ことあるごとにハーレー乗りの方々に言われるたびにもどかしさを感じてきたこの言葉が、やっと、わかった気がします。
エンジンを入れた瞬間、心地よい鼓動・音を感じて、ハーレーと一体になった気持ちになる。
すれ違うみんなが自分を見ているのではないかと思うほど、人や車、バイクの視線が集まる。
緊張や興奮、そしてどこからか優越感さえもこみあげて、日常からまったく離れた世界に来た気分になりました!
たった10分乗っただけでこんな感情になるのだから、あれが自分のハーレーだったら、しかもハーレーだらけの集団でパレードしたら・・・一体どれだけ気持ちいいのでしょう!!!
帰り道は三人でひたすら「あー、ハーレー欲しい!!!」と連呼していました(笑)
この興奮をこの温度のまま、論文に表現出来るといいなあ・・・
登録:
投稿 (Atom)